バースデー・カップケーキを探しに、「Plain Vanilla」Tiong Bahru Flagship店へ。


息子の誕生日が近づいてきました。


日本を離れる前に、シンガポールではインター校に入学すると言うと、必ず言われたのが、「お誕生日会が盛大で大変でしょう」。


日本人は、1才の誕生日は盛大にやる人も多いけれど、それ以降は家族でお祝いすることが多いような気がしますが、海外の人は、お店を貸し切ったり、コンドのファンクションルームにケータリングやプロのマジシャンやフェイスペインティングの会社を入れて、お礼の豪華プレゼントも準備…という盛大なお誕生日会を開き、クラス全員招待する、という話はよく聞きます。我が家も、日本にいる時に、外国人のお友達の盛大な誕生日会に招待されて、会費制にしてくれたほうが気が楽だ、と思ったことも。


で、実際に入学してみてどうかというと、息子の学校では、あまり盛大なお誕生日会という話は聞きません。


つい先日、週末にクラスメイトとプレイグラウンドで遊んだ時に、それとなく聞いてみたのですが、その場にいた全員が「誕生日は家族で祝う」と言っていて、ほっとしました。


最近は欧米人駐在員でもフルでのベネフィットがないことも多いようだし、日本人駐在員のほとんどは会社からの補助は日本人学校の学費まででインターの差額は自費。うちは一人っ子ですが、子供が二人三人いるご家庭は相当な学費なわけで、そのためか派手な方はあまり見かけない気がします。学費が天井クラスの派手なインター校なら、また別の世界があるのでしょうけれど。



じゃあ何もしないのかというと、入学時に学校から、「クラス人数分のカップケーキを持参して誕生日祝いをしてもいいよ」というお知らせはありました。


お誕生日の子がカップケーキを持参して、みんなで食べてお祝いするのみ。


日本の友達に話すと「大変だね!」と言われますが、こっちの誕生日会で考えたら、かなり気楽でありがたい学校です。


息子に聞いた話では、カップケーキを持参しなかった子もいたようで、その場合は、先生がシールをあげてお祝いしたとか。



で、うちはどうするのかと言うと



息子からしっかりカップケーキのリクエストがあるので、用意する予定です。



今までカップケーキというものに興味がなかったのですが、調べてみると食べてみたくなってくるもので。そして、カップケーキ屋さんというのは可愛らしい店舗が多いので、これは息子の誕生日を口実に、私が楽しもう…ということで、一人で味見に行ってきました。


シンガポールのカップケーキ屋さんといえば、のPlain Vanilla。


ティオンバルの店舗に行ってきました。


もう外観からしてかなり素敵。


クリスマスのディスプレイが始まっていたので、華やかでした。


手前にクリスマス関係の本やグッズが置いてあり、買ったものを食べられるスペースもありました。写真左側に写っているのはアイスクリームワゴンなのですが、このスペースは屋外で暑いので、アイスを食べて休憩するのにちょうど良さそうです。


奥のガラスの中が、販売スペース。ユニークな造りの店舗。



そういえば以前、この隣にある本屋さんに来たときは、芝の座敷席のようなカフェだった覚えがあります。このブランコを見て思い出しました。その頃もPlain Vanillaだったと思うので、改装したのかな?


手前のスペースだけで可愛いので、じっくり見てから、奥のガラス扉の販売スペースに入りました。壁際には、キャンドルや本などの雑貨があります。


今回の目的、カップケーキ。


シーズンスぺシャルはS$4.5、それ以外はS$3.7でした。もし予約するなら、前日までOK。デリバリーも店舗受け取りも可能。


子供が喜びそうなカラフルなレインボー!みたいなタイプのカップケーキではありませんが、大人目線ではケースに並んでいるだけで美味しそう。


カタログや写真入りメニュー表はなく、オンライン注文も文字メニューだけだということなので、写真をたくさん撮らせてもらいました。ショップ内で写真を撮りたいときは店員さんにお伺いをたててますが、シンガポールでは店舗入り口にNo Photoと書いてあるところ以外は、どこも大歓迎・SNSにUPして!なので、気兼ねなく。


カップケーキ以外のケーキやキッシュ・デリも美味しそうでした。


とりあえずカップケーキ1つとコーヒーを買いました。


暑いので、エアコンがきいた涼しい屋内の飲食スペースへ。


ここもさりげなくクリスマス。


Free Wi-Fiが使えるので、PC開いて長居している人も。


たくさん種類があったカップケーキのうち、シーズンスペシャルのジンジャーブレッドマンが付いたものを選びました。


ネットで評判を見ていたら、甘すぎる、という意見もけっこうみかけましたが、これはジンジャーが入っているからか、それほど甘くなく、いや甘いんだろうけど、しっとりした食感もあってかなり美味しかった。すごい甘いお菓子を美味しいというとブタさんぽいけど、美味しかったよ、ぶひひ。


平日の午前ですいていたし、涼しくて居心地が良い部屋だったので、ゆっくりコーヒー飲んで過ごしました。



この店舗があるYong Siak Streetは、ティオンバルの中でもおしゃれなお店が並んでいる通りとして紹介されていることが多いけれど、カフェやレストランが多いので、一回では一店舗しか入れない。また来るか~と思いながら、そっと中をうかがいながら歩いて帰りました。


うちのあたりだと、モールの一角に普通にある郵便局の看板も、ティオンバルの味のあるHDBにあると、なんだかおしゃれに見えちゃうこの不思議。


ティオンバルのお店は、MRTからもバス停からも遠いので、いい運動になります。


Familytravelog

アジア好き家族の旅日記から始まったブログですが、2017年よりシンガポールに移住。シンガポール暮らしの日常を綴っています。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comにお願いします】

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