家族でシンガポールに移住したのは、期間限定の転勤ではありません。
残りの社会人生活20余年をどこで何をして過ごすか、子供にどこでどのような教育をしたいか…
夫婦で話し合った結果、住み慣れた日本を離れ、新しい場所で暮らすことにしました。
初めからシンガポールに決めていたわけではなく、夫は20代の頃にアメリカにいたこともあり、できればアメリカに行きたかったのですが、就労VISAを取得することがとても難しい時代になり、アジアで経済的に活気のあるシンガポールに決めました。
このブログにも書いているように、もともとアジアが好きだった我が家。
ここ数年は、暮らすことも視野に入れて、旅をしていました。
昨年8月にシンガポール旅行をして、ちょうど一年後に移住。
最初は旅行気分で始まった生活も、家を決めて、家具を選んで、息子の学校が始まって…生活感が沸いてきました。
これから何年ここに暮らすのかはわからないし、いつ日本に戻るかもわからない。大変なことも、失敗もあるでしょう。
ありがちな言い方だけど、一度の人生を楽しんでいきたいと思います。
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移住の準備、かなり大変でしたが、喉元過ぎれば…今も新生活で慌ただしいので、日本を発つときのことは既に、そんなこともあったなぁと、遠い昔のことのようなのですが。
忘れないうちに、備忘録を。
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【2017年4月】
・夫がシンガポールで仕事をすることが決定
・就労VISA申請
【2017年5月】
・夫実家へ報告のため大阪へ
・月末にVISA取得
【2017年6月 前半】
・分譲マンションの売却開始
・息子の学校探し
・幼稚園に退園を伝え、在園証明(英文)を作成してもらう
【2017年6月 後半】
・マンション売買決定
・マンション管理組合退会手続き
・マンション駐車場解約手続き
・マンション火災保険解約(地震保険は解約済)
・退社
【2017年 7月】
・幼稚園退園
・車両保険解約
・車の売却
・家具処分
・シンガポールへの船便出荷
・電気、ガス、水道、ネット、SECOM解約
・夫シンガポールへ引越
・私と息子は実家へ
・シンガポールの賃貸住宅契約
・息子の学校決定、入学手続き
【2017年8月】
・夫、シンガポールで仕事開始
・日本の役所への届け出(住民票、税金等)
・私と息子シンガポールへ引越
・息子の学校スタート
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短期間であらゆることを片付けてきたので、怒濤の日々でしたが
それができたのは、すべて周りのみなさんのお蔭です。
7月は、最後の挨拶回りで、毎日のように、お世話になった方々と会い、見送っていただき、それまでいかに自分が支えてもらってきたか、実感する1ヶ月になりました。
日本を発ったのは、午前11時10分 成田発のSQ便を利用しましたが、大荷物を抱えてリムジンバスで成田へ行くには、朝早く家を出ることになり、最後の感慨に浸る余裕なし…。
それでも、5才の息子が、母と二人での旅立ちとわかっていたからか、ちゃんと早起きして、忘れ物がないか確認して、小さい身体で大荷物を運ぶ手伝いをしてくれました。成田でも、出発ゲートを確認して急いでくれたし、頼りになりました。
ドタバタだった海外引越(まだ落ち着いていません)。
とりあえず記したので、思い出したら追記します。
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