Happy Mother's day!


 母の日、母親節、Mother's day。


シンガポールでは、日本よりも母の日がアツいようで、街中でも「Happy Mother's day!」と声をかけてもらいました。


オカンに対する愛情表現がツンデレで照れ屋な日本人に比べて、中華系の人や欧米人はお母さんを大切にしますからね。母の日はさらに特別に盛大に愛情表現をする日なのか、大きな息子さんが、お母さんと肩を組んで歩きながらハグをしたりキスをしたりする姿を見て、私は盛大に愛されることに慣れていないなぁ…としみじみ思ってしまった。


そんな母の日、うちの息子も、メッセージカードをプレゼントしてくれました。


朝から天気が悪く、音を立てて雨が降っていたので、私は早起きする気になれずにベッドでぐうぐう寝ていたら、「朝ですよ」と息子に起こされ


息子と夫の2人で、こっそりオムレツを作ってくれていました。


卵液にチーズを大量に入れてしまったらしく、食べている途中から動悸・息切れを感じ、コーヒーやお茶を大量に飲みながら、高血圧の危機を感じながら食べましたが、母が起きる前にこっそり朝食を用意してくれたその気持ちが、とっても嬉しかった。



母の日といっても特別なことをする予定はなく、息子がウエストコーストパークへ行きたいというので、その帰りにLADY Mのケーキでも買ってきてくれたら嬉しいな~♪ くらいのリクエストをしていたのですが


朝からいっこうに雨がやむ気配がなく、雲の動きアプリを見ても、シンガポール全域に雨雲がかかっていて、公園へ行けるような休日にはならなそうだったので


家でウダウダしているのも、、ということで、雨でも楽しめる都会に出掛けるか~という流れになり


朝食をしっかり食べたのでそれほどお腹が空かず、お昼の12時からハイティーをやっている、ダウンタウンギャラリーのTHE PROVIDOREへ行ってみました。


ダウンタウンギャラリーは、というか、タンジョンパガー界隈は?、平日はビジネスの中心地で賑わっていますが、週末はひっそりとしていて、お店も軒並み閉まっているのですね。それを知らずに行ってしまったのですが、THE PROVIDOREは営業していました。


ただ、ここしか営業していないからか、とても混んでいる。


そして、確かに12時からハイティーをやっていたのだけれど…


「ハイティーは普通だったら1時間半くらい楽しんでいただきたいのですが、今日は混雑しているので、20~30分くらいでお席を空けていただくよう、皆様にお願いしています」とのこと。



20~30分でハイティーセットを完食するなんて!


早食い競争じゃないんだから!笑



…というわけで、THE PROVIDOREのハイティーはまたの機会に。




先日、お友達と平日にブランチ利用したときは、とても雰囲気良く、接客も丁寧で、チャイもアボカドトーストもボリュームたっぷりで美味しく大満足だったので、ゆっくり利用したいハイティーは平日が良さそうです(↓ブランチ時の写真)。


閑散としたタンジョンパガー界隈を歩き回っても何か見つけられる気がせず、もうハイティーをする気分満々になっていたので、ホテルのハイティーを検索して、行けそうなところを探す。


土日だとハイティーが2時間制の2部制になっているところが多く、もう午後2時を回ってしまっていて、ちょうど良さそうなところが、なかなかない…


ただでさえ観光客に人気のホテルハイティーで、母の日ですから。



なんとなく観光客の第一候補に挙がりそうなホテルは外し、15時からハイティーがスタートするホテルで、現在地から近く、もし満席でも周辺にカフェがたくさんあるところ…と考えて


The Fullerton Bay Hotelは、マリーナベイサンズが見える絶好の立地なのに、意外と穴場なのではないかと思い当たり、久しぶりにマリーナ界隈へ行ってみました。


ウダウダしている間にすっかり雨が上がって、晴れてきた!


夫は都会で仕事をしているけれど、普段ウエスト地区の緑深い森の周辺で生活をしている母子にとっては、久しぶりに都会にきた~!と気分が盛り上がる風景。



フラートンというと、どうしてもThe Fullerton Hotelのほうに行ってしまって、ここの存在は知りつつも立ち寄ったことがなかったのですが、立地も良いし、小規模なラグジュアリーホテルといった趣。


ロビーラウンジ「The Landing Point」からは、大きな窓からマリーナベイサンズが見えます。



散歩しがてら到着したら、ちょうどもうすぐ3時になるところ。


ハイティーができるか聞いてみたら、室内の席は予約が多くて残り1席だけ、本当に端っこの小さなテーブルになってしまうけれど、そこで良ければどうぞ、と。


テラスで良ければ空いていたけれど、暑いので、室内の小さな席にしました。


予約していたら、窓際の豪華なソファ席でゆっくりできたな。


せっかく週末にホテルでハイティーするなら、行き当たりばったりではなく、予約していかないとね。


でも、席があいていただけで有難い。


ハイティーの内容は知らずに行きましたが、スコーン(プレーンとレーズン)、冷製パスタ、オニオンリング、魚のフライ等は、真ん中の小さなカウンターでビュッフェ形式になっていました。


本当は、スコーンと、おかず系フードを別皿に盛りたいところですが、なんせテーブルが小さい席だったので、一緒に盛り盛りで。



2人分でオーダーしたら、3段のハイティーセット食器ではなく、こんな可愛らしい器でお菓子が運ばれてきました。



普段からなのか、母の日だからかわかりませんが、苺味のお菓子が多く、苺チョコレートコーティングされていたので、やっぱり暑いテラスより、冷房の効いた室内のほうが溶けなくて良いと思います。



紅茶はポットで、コーヒーは1カップずつサーブされ、違う種類をオーダーすることも可能。この方式のハイティーは嬉しい。


最初にSilver Moonという紅茶をいただき


次に、甘いお菓子に合わせてフラットホワイトをオーダー



最後に、カフェモカ。日頃から紅茶よりコーヒー派なので、コーヒーの種類が多いのも満足しました。




…で、こちらのハイティーで驚いたのは


お菓子やフードの、おかわりが回ってくること!



甘いお菓子以外の食事系がかなり美味しくて、特にワッフルに入ったスパイシーな蟹の一品がとても美味しくて、夫が「これはうまいわ」と感動して味わっていたので


まさか、おかわりが頂けるとは思わず


感動再び。



スコーンをおかわりできるハイティーはたまにありますが、お菓子も食事もすべておかわりを頂けるのは初めてだったので、コスパ凄すぎないか?と驚きつつ、いただきました。


おそらく、女性だけだったら、それほど食べきれないけれど。男性には有難いかも。


ハイティーでおかわりという概念がなかったので、最初、「Top up」と聞いてもピンと来なかった。


チャージ以外にTop upって言葉を使ったことがなかったよ。笑



甘いものが嫌いな息子は、サンドイッチ等のしょっぱい系フードしか食べず。


飲み物も、スタッフさんが「良かったらホットチョコレートやラテをどうぞ」と言ってくださっても、水しか飲まなかったけれど。


ピアノの生演奏・弾き語りがあったり、素敵なホテルで母の日、、というのがわかっていたようで、良い子に過ごしていました。



そして息子が、「お水のおかわり下さいって言ってくる!」と、スタッフさんのところに行ったら


なんと、お水と一緒に、カーネーションもいただいてしまった!母、嬉しい。



週末は、家族で公園に行ったり、ビーチに行ったり、自然の中でどろんこになって遊ぶことが多いし、そんな週末の過ごし方が好きだけど、たまには都会に出掛けて、素敵なホテルなんて行ってみるのも、気が引き締まって良いものです。


Happy Mother's day!


母ちゃん、毎日暑い暑いばかり言ってないで、頑張ります。






Familytravelog

アジア好き家族の旅日記から始まったブログですが、2017年よりシンガポールに移住。シンガポール暮らしの日常を綴っています。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comにお願いします】

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