【シンガポールからマラッカ旅行】ジョホールバルから長距離バスでマラッカへ


JB Sentralチェックポイントのイミグレを通過して、最初の夜はジョホールバルに一泊しました。


泊まったのは、Grand Bello Hotelでした。


距離的にはチェックポイントから近いのですが、インターチェンジのそばで歩道や信号がなく、徒歩ではとても近付けないような立地なので、タクシーで向かいました。


到着したのは夜だったので、周辺環境はよくわからず。朝になって見てみると、ロードサイドの低層ホテルで、外観や内装は新しくてきれい。日本のロードサイドに多いビジネスホテル「チサンホテル」によく似た雰囲気という表現がぴったりなのですが、伝わりますかどうか。


部屋は、クイーンサイズベッド&シングルベッドが入ったファミリールームを予約。Agodaの前払いで、旧正月で1泊約5,000円くらいとリーズナブル。


部屋に入ったらドーンとベッドが並んでいて、バスタブなしでシャワーブースのみの狭いバスルーム。


簡素なバスルームだったけど、お湯がしっかり出るハンドシャワーは使い勝手が良かったし、トイレは簡単な水のみのウォシュレット付き。


この価格のホテルで、ワッフル地のバスローブと、スリッパが付いているのは有難い。


ちなみに冷蔵庫は空っぽで、ルームサービスもなく、売店も夜9時には閉まっていたので、夜に到着する場合は、事前に飲み物や食べ物を買って持ち込まないと、部屋に置かれた500mlペットボトルの水3本のみで朝まで過ごすことになります(我が家はそうなりました)。


最初のJBの一泊はホテル代を安く済ませたい、という夫が探して予約してくれていたのですが、周辺に何もないので、私は当初このホテルだと不便するんじゃないかと思っていて


予定では14日に半休を取って夕方にはJB入りしているつもりだったので、JBで買い物や夕飯を食べるならば、JB Sentralチェックポイントから徒歩でアクセスできるホテルだったり、ショッピングモールに併設されたようなホテルのほうが良いんじゃないか?と迷っていたのですが


結果的には、予定が変わって夜出発になり、本当にホテルは寝るだけだったので、安くてキレイなこのホテルで良かったと思います。



一泊約5,000円で朝食も込み。


パンには欠かせないカヤジャム。


スクランブルエッグ、ハッシュポテト、ベーコン、ソーセージなどの温かいおかずも、少しありました。


簡単な朝食だけど、長距離バスに乗る前であまり時間の余裕がない朝には、これで充分。


チェックアウトを済ませて、若いベルボーイに、マラッカへ向かうバスが出るラーキン・バスターミナルまでタクシーを呼んでもらおうと思ったら、自分でGRABを呼べよ、という雰囲気。


普段シンガポールでGRABを使っていますが、マレーシアに入ってからプリペイドSIMを買っていなくて、シンガポールのSIMのままWi-Fiでスマホを使っていたせいか??GRABがうまく使えず。現在地も行先も、なぜかジョホールバルではなくクアラルンプールになってしまって。


そのやり取りを見ていたベテラン・セキュリティのおじさんが、「ホテルのスマホで、お前がGRABを呼ぶんだよ!」と若いベルを叱って、ようやく車が到着。ここで車を呼ぶまでに15分くらいかかりました。



このホテルからラーキン・バスターミナルまでは車で5分という案内だったので、余裕で出発したつもりでしたが…



混雑する旧正月。バスターミナルに近づくと、車が渋滞していて、なかなか近付けない。


10時発のバスを予約しているのに、9時50分にやっと車から降りることができて、大急ぎでバス会社のカウンターへ。でもカウンター前も乗り場も人であふれ返っていて、出発案内モニターを見てもプラットフォームが表示されていなくて、どこからどうやってバスに乗るのか全然わからない。


なんとかインフォメーションセンターを探し、プラットフォームを見つけて、出発の10時ギリギリにバスを見つけることができて、乗り込みました。


混雑するホリデーシーズンは、かなり早くホテルを出ないといけないようです。



行きのバスは、大手のKKKLを予約していました。


一列が3席で、フットレスト付きの、かなりゆったりしたシート。古い飛行機のビジネスクラスのシートのような感じ。これなら長距離もラクラク。


ただ、家族3人並びの席を予約していたはずなのに、バスに乗り込んだら指定した席には人が座っていて、ドライバーも「もう出発するから空いている席に座って」と言うので、ポツポツと残っている席につきました。私の斜め前に息子が座れたので、姿が見えて話ができる距離の席が空いていて良かった…。さすがに、6才児と離れて座るわけにはいかないので。指定席でも自由に座る文化なのかはわからないけれど、指定通りの席を確保したかったら早く到着していないといけないということですね。



車窓からの風景は、延々とヤシの木。


GRABドライバーが「KKKLは良いバスだよ」と言っていた通り、快適な乗り心地。これで片道一人約700円ほど。



ジョホールバルからマラッカまでは通常2時間、ピークシーズンは3時間と聞いていた通り、出発して間もなく渋滞にはまり、その後は順調に進んだけれど、3時間半かかって到着。


長閑なマラッカ・セントラル・バスターミナルに到着しました。


タクシーは固定料金のようで、前払い制。


タクシーに乗って、いざマラッカのホテルへ。


Familytravelog

アジア好き家族の旅日記から始まったブログですが、2017年よりシンガポールに移住。シンガポール暮らしの日常を綴っています。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comにお願いします】

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