シアンホッケン寺院の壁画と、ミュージアムカフェ「Chong Wen Ge Cafe」。


Yip Yew Chong(YC)さんの壁画シリーズ。今回は、シアンホッケン寺院の壁画です。


シアンホッケン寺院には観光で何度か訪れたことがあり、シンガポールに引越してきた今、この周辺へ行く用事は特になかったのですが、今年(2017年)の4月にYCさんの壁画が描かれたことを知って、久しぶりに訪れてみました。


長い壁一面に見事な絵が描かれているのですが、この辺りは交通量が激しく、ずらりと縦列駐車が続いているので、なかなか壁画のすべてを見渡すことができなかったのは残念。向かって右から左に時代が流れているようなので、1つ1つをじっくり見て歩きました。


寺院の正面に回ります。隣の公園の銅像たち。


1839年に建設された、シンガポールで最も古い中国寺院・シアンホッケン寺院。


平日の昼、他に誰も観光客がいなかったせいか、見知らぬおじいさんが親切にこの寺院の歴史を説明してくれたのですが、久しぶりにバリバリのシングリッシュの方と話して、聞き取るのに緊張してしまった。シンガポールの英語はシングリッシュと言われるけど、人により、地区により、全然違う。私の住むジュロンはインド系・マレー系・中華系シンガポーリアン・移住してきた欧米人が多いような気がするからか、普段生活していると、それほどオッケーラーなシングリッシュを聞いている気はしない。キャンキャン、はよく聞いていて、私も使ってるけど。


この季節だからか、寺院内の植木が赤いリボンで飾られていて…


中華風のクリスマスツリーかな。


このあと、近くにある、古い医院を改装したカフェに行くつもりだったのだけど(あとで通りかかったら、欧米人に人気のようで、大混雑でした)。


シアンホッケン寺院の敷地内?隣?に、ミュージアムショップとカフェがあるようで


門前を掃除していた店員さんらしきおばちゃんの、どうぞどうぞ、という手招きに流されるように入ってみました。


この左側の青い建物がカフェになっていました。

崇文阁 Chong Wen Ge Cafe


まだ誰もお客さんがいなくて、店員さんたちにニッコリと「どうぞ~入って入って~」と招かれてしまっては、引き返すわけにもいかなくなって、カフェに入ってみました。


プラナカンタイルが美しいカフェ。


色鮮やかなお菓子が並んでいたので、1つ食べてみようと、店員のおばちゃんにどれがおすすめか聞いてみた。新作はバナナケーキ、ココナッツを使ったクエがおすすめとのこと。


シロップをかけて食べるココナッツのクエと、コピC(練乳入りコーヒー)をオーダーしました。クエは思ったより甘くなくて、優しい味。


ちょっと飲食して休憩していたら、もうすぐお昼時になるところだったし、もうここでお昼ご飯も食べてしまおうと、ニョニャラクサを追加で頼みました。立派な海老が入っていて美味しかった。あまりに立派な殻付き海老で、殻を外すのにラクサが飛びそうで、黒い服を着ていて良かった…。


ラクサはホーカーでもよく食べるけど、ホーカーの6ドルくらいのラクサと、カフェやレストランで食べる10ドル越えのラクサは、スープの濃厚さが違う。


私がカフェに入ったときは、まだ他のお客さんがいなくて、がらーんとしていたのだけど。ラクサを食べ始めた頃から、欧米人ママの集団や、昼休みのビジネスマンが続々と入っていて、建物に声が響いて、ものすごい、ものすごい騒がしさに。静かにゆっくり過ごしたいときは、お昼時は外したほうが良さそうです。


プラナカンタイルを販売しているショップも少し覗きました。


タイルは意外にも日本の淡路島産もあるのだそうです。素敵だったけど、予定外にふらりと入ったカフェで買うお値段ではなかったので(小さなコースターやお土産玩具などは手頃でしたが)、目の保養に。


ここを出て賑やかな通りを歩いてタンジョンパガー駅に向かう途中で、報道番組のインタビュアーに声をかけられました。残念ながらそんな硬いインタビューに答えられるほどの英語力がないので断りましたが、都会に行くと、こういうTVカメラを見るんだな~という、お上りさん的な気分に。いつかはこういうインタビューに堂々と答えられる人になりたいもんです。


Familytravelog

アジア好き家族の旅日記から始まったブログですが、2017年よりシンガポールに移住。シンガポール暮らしの日常を綴っています。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comにお願いします】

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