息子が、シンガポールのインター校の小学校(Primary)1年生になって、もうすぐ2か月が経ちます。
このタイミングで、もう、第一回目の成績表がきました。
教育熱心なシンガポール、一年で何回、成績表をもらうのでしょう。親としては、子供の様子を知りたい反面、心がざわつくものです。
息子が帰宅して、学校のバッグの中に成績表が入っているのかと思って開けても、何も入っていなくて
先生から、メールで送られてきました。
日本の小学校に行かずに引越してきてしまったので、現在の日本の成績表と比較はできませんが…自分の頃の、昭和の日本の成績表と比較すると、全然違うものでした。
成績表というと、英語、算数、体育、音楽…などの教科ごとに、レベル評価が付いているものだと思っていたのですが、そういったものではありません。
学校生活、授業への取り組み、理解度等を、総合的にみたレベル評価でした。
まだ1年生なので、もしかしたら学年が上がると、教科ごとの成績も評価されるのかもしれません。
息子の評価は、フレンドリーで優しく和やか、学校にはもうとけ込んで楽しく生活しているけども、マイペースでスローペース、授業中に進んで発言をしないので、もっと自分の考えをみんなにシェアしなさい。といった感じ。
親から見ても、日本の幼稚園の面談でも、同じようなことを言われていたので、入学2か月にして、今の担任の先生も、よく息子のことをわかってくれているのだと思います。
息子は、意思がはっきりしているし、1才になったころからよく話し、3才になった頃にはもう自分の気持ちを伝えたり、状況を説明できるくらいよく話す子だったので、うまく伝えられずにジレて泣く…ということはなかったのですが、集団の中で進んで発言したり、自分の気持ちをみんなに伝えたい!!というタイプではないので、集団の中では大人しい部類の子になるようです。
日本人はただでさえ、ディスカッションやアピールが苦手、というよりも、学校教育でそういったことを学ばないので、やり方がわからない。幼稚園でも、保育中に話すと注意されていたので、思ったことをその場で自由に発言するのは、5才で、もうすでに難しいのかもしれません。そのうえ大人しいタイプの子には、集団の中で発言して、シェアして、というのは難しいことだと思います。
そして今はまだ、自分の思っていることを英語で言えない、恥ずかしい、という思いもあるので、「わかっているけど言えない」という感じなのでしょう。
息子自身も、「まだ最初だから観察してるんだ」と言うように、いきなり突っ込んでいけるタイプではなく、周りを観察して準備してから入っていくタイプ。
我が家が、日本で英語教育をするのではなく、海外で子育てをしようと決めたのは、ただ単に伝える言葉として英語が話せれば良いのではなく、英語で伝える思考・方法を身に付けてほしかったから。
まだちょっと勇気が要るのだろうけど、これから少しずつ、力をつけて、自信をつけて、自ら進んで発言できるようになっていってくれたらいいな。
息子の通う学校では、紙ベースの配布物はほとんどなく、ほぼメールやHPでの通達。
紙なんてアナログ、PCやスマホでデータ管理したほうが良いのはわかるのですが
まだ不慣れな生活、そしてすべて英語のメールに、データのみでは私が管理しきれないので、学校からの連絡はすべてプリントアウトして、ファイルに保存することにしました。
メールだとなんとなく読み流していたけれど、プリントしたものに目を通すと、あいまいな単語をきちんと調べて読むようになりました。
学校から毎日のように送られてくる長文メールで、私も勉強です。
ファイルを買いに行ったとき、シンガポールの文房具店には2穴ファイルが多いことに気付きました。
日本を出るときの断捨離で、「もう紙で保存なんてしないから、穴あけパンチ捨てていいよね」と、しばらく使っていなかった2穴開けパンチを処分してしまったのですが、持ってくれば良かった、、、と後悔。また買いなおすのも、なんかなぁ…だったので、クリアファイルとクリップ式ファイルを買いました。
アラフォー母には、やっぱり紙データのほうがしっくりくる?頭に入るかも?と思いながら、大事なところにマーカー引きながら、整理をしています。
息子の成績表も、しっかりプリントして保管しました。
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