小さな街マラッカは、マレーシアのガイドブックを見ても、数ページしか情報が載っていない。
前回は世界遺産の街の観光名所を回ったので大まかな地図が欲しかったけれど、今回は大体の地理というか方向感覚がつかめたので、地図なしでプラプラ散歩しました。もし道に迷ってもGoogleが教えてくれるし、どこにいてもGrabが迎えに来てくれるから、適当に歩いていても大丈夫。
世界遺産も良いけれど、ただの街を歩くのも楽しい。
海上のモスクを見に行った帰りに、とりあえずGrabでチャイナタウンへ向かい、ドライバーに「どこか、軽くお昼ご飯が食べられるおススメのお店はありますか?」と聞いたら、この飲茶屋さんのところで下ろしてくれました。
栄茂茶室 Low Yong Moh Restaurant
オープンエアのローカルな飲茶屋さん。早朝からお昼までの営業のようで、入口の大きな蒸篭から湯気が上がっていて、11時ごろでも活気がありました。
ローカルな雰囲気と値段ですが、ネットで調べるとたくさん情報が出てくるので、店員さんたちも観光客に慣れているのでしょう。席に着いて、茶器の洗杯も、飲茶の説明も、簡単な英語で教えてくれました。
飲茶は、トレーに数種類乗せて、席までもってきてくれるので、食べたいものを選びます。
小さな銀色のお皿に2つずつ。息子と2人で食べるにはちょうど良かった。ホテルのビュッフェ朝食の旅だと朝から満腹だし、まだ11時で、ちょこっと小腹満たしに食べようか、という感じだったので、トレーから選んだのは3種類だけ。
海老餃子、もう一種類別の海老の点心、焼売。
お茶を3つ淹れてくれて、何かと思ったら、「お父さんの分」だと。
あとからお父さんが来ると思ったんですね、きっと。
どこへ行っても、母子2人だと言うと、父はどうしているのか?と聞かれるので、そのたびに息子が、「My daddy is waiting in Singapore」と答えていた。
そう言うとたいていの人が「お父さんだけお留守番、淋しいね~」と言うので、3日目くらいからは「My daddy is crying in Singapore」と付け加えていた。
余計なことを言うんじゃありません…。
隣の席の人たちが、美味しそうな蒸しパンのようなものを食べていたので、店員さんに聞いてみたら、次に蒸し上がったものを持ってきてくれた。
中に入っているのは、「Salt Egg、しおたまご」と日本語で教えてくれました。
パカっと割ったら、中からトロ~リと「しおたまご」が出てきた。
美味しい!
点心4皿とお茶で、お会計は RM13.8(≒380円)。
お店は、このモスクの目の前にありました。
天気が良すぎて暑かったな…
美味しいカフェラテが飲みたくて、Googleで探していたのだけれど、行こうと思って地図を見ながら探したお店は、お休みなのか閉店なのか、見当たらず。マラッカには小さなお洒落なカフェがたくさんあるけれど、次行った時にはなくなっているのも多いんだろうな。
ジョンカーストリートに入って、喉がカラカラになった時、軒先に注文カウンターがあるカフェがあったので入ってみました。
The Stolen Cup
L字型になっていて奥に席があるカフェ。元はガレージか何かだったのか?という雰囲気。
ここのアイスカフェラテは、濃厚でまろやかでとても美味しかった。
チビ連れで一日中歩き回るのはしんどかったので、午後3時くらいにはハッテンホテルに戻り、夕食に出掛けるまでは部屋でゆっくり休んでいて
ホテルロビー横にあったカフェも、手頃で美味しかったので、毎日ここでカフェラテを買って部屋に戻っていた。
暑い国にいると、どうもチョコレートやケーキを食べたいと思えなくて、でもちょっと甘いものが食べたい…という気分だったときに、カットフルーツカップが1つRM6(160円)で売っていたのは重宝しました。
熟したパパイヤとスイカ。美味しかった。
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