旅の供に

旅の前にはいつも、新しく本を買います。機内や、プールサイド、夜にホテルの部屋で読むための本を。子連れになってから、なかなかゆっくりと本を読む時間は持てなくなりましたがそれでも、子供が眠ったちょっとした時間に読む本は持っていきたいのです。今度の旅のためにと高倉健さんのエッセイ 『旅の途中で』を買ったのですが少し読んでみたら、これがとても読みやすくするりと入ってくる文章に引き込まれ旅の前に読み終わってしまいそう。仕事のロケや趣味で、たくさんの旅をされた高倉健さんが訪れた地を思い返して書かれた(ラジオで話された)エッセイ。
こちらは、JALの機内誌(SKY WORD)の連載をまとめた浅田次郎さんの 『パリわずらい江戸わずらい』JALに乗るときに楽しみが、このエッセイを読むこと。浅田さんの軽妙かつ深い洞察力が楽しめる短編エッセイはちょっとした時間で読めるので、旅の供にちょうどいいのです。2015年2月現在、まだハードカバー版しか出ていないので旅の供には少々重たいのが難点ですが。
関東でも雪が降り、寒い日が続く今日この頃。南国の蒸し暑い空気が恋しい。
日本に暮らしていると想像することも容易ではないような出来事が世界では起こっているのだという現実を思い知らされるようなニュースが続いています。人々が平和に暮らせる日々でありますように…。

にほんブログ村 ← クリックお願いします

Familytravelog

アジア好き家族の旅日記から始まったブログですが、2017年よりシンガポールに移住。シンガポール暮らしの日常を綴っています。 【メッセージはfamilytravelog@gmail.comにお願いします】

0コメント

  • 1000 / 1000