11月の香港は、上海蟹のシーズン。上海蟹は食べる身が少ない(身ではなくミソを食べるもの)だとか最近は偽物も出回っているだとか良くない話も聞く上海蟹ですがせっかくなので、一回くらい食べておこうじゃないかと有名店「滬江大飯店」を予約していきました。ちなみに、滬江大飯店のHPに記載されていたのは電話番号のみでメールアドレスや、WEB予約などは見当たらなかったのでホテルにメールをして、予約をお願いしました。3日前にメールしましたが、もうほとんど予約で埋まっていて19:30~次の予約で満席なので、それまでに食事を終えられるのであれば…という条件付での予約となりました。予約以外の来店客の行列もどんどん増えていっていたので短い旅行で上海蟹を食べたい方は、事前に予約していかれたほうが良さそうです。そんなわけで、17:30からの夕食。金装皇牌蟹宴(上海蟹づくしセットメニュー)を。まずは、カニ肉とカニみそ入りフカヒレスープ。これは間違いない美味しさ。
やってきました、上海蟹の姿蒸し(一人一匹)。ミソがトロンとしていて、美味です。
店員さんが、食べやすいように切ってくれます。ただ、やっぱり上海蟹は食べる身はそんなにないので苦労してホジホジっとするわりに、収穫は少なくて日本で毛蟹などを食べるほうが、満足感はあります。
蟹は身体を冷やすらしく、生姜湯もセットに。ほんのり甘くて好きです、生姜湯。
カニ肉とカニみそのもち米蒸しと、豆苗の炒め。豆苗の茹で加減がよく、茎のしゃきっとした食感が良かった。
そして、このカニみそ!これは美味い!もち米とカニみそのハーモニーがたまりません。蟹を自分で食べるのは大変なので、こうやってそのまま食べられると味に集中できて、美味しさ倍増。
カニみそ入り小龍包。これはそんなに感動するほどでもなく、いたって普通。台湾の鼎泰豊本店で食べた蟹みそ入り小龍包のほうが感動したな。
子供には、特製麵を。豆乳スープのような、まったりした麵でした。
上海蟹のコースは、一度食べたら満足…という感じですがカニみそのご飯は、もう一度食べたい。ちなみに、こちらの店は、尖沙咀駅を出てすぐにある国際廣場アイ・スクエアの向かいの地下にあるのですが。もう10年ほど前、まだアイ・スクエアが建つ前そこに旧ハイアット・リージェンシーホテルがあり1週間ほど滞在していたことがあってそのときに、この店の蟹の看板をよく見て気になっていたのでした。今から思い返すと…ハイアットに泊まったのは、営業終了間際の頃で。もう取り壊し直前だったので、建物は老朽化していましたがホテル自体はロビーも部屋もゆったりした造りの立派なもので尖沙咀駅の目の前という最高の立地で、一泊15,000円ほどでした。ホテル価格が高騰している今の香港では、考えられない便利さでした。
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