南国シンガポールではインフルエンザとは無縁だと思っていましたが
インター校では、南半球と北半球の両方の国の子達が、それぞれの寒い時期に帰省してウイルスを持ち帰るからか、一年中インフルエンザが流行るのだそうです。
息子の学校では最近、Upper primaryでインフルエンザが流行っているらしく、同じクラスの子達の多くから、予防接種を受けたという話を聞き
年末年始で日本に帰省する我が家も、予防接種をしておいたほうが良いかと思い、行ってきました。
シンガポールに引越てきてから、まだ病院にかかったことがない我が家。
日本語が通じるクリニックは遠いし、予防接種はどこでも30ドルくらいのようなので、近所のクリニックでも良かったのですが
外国で初めての予防接種。
もし副反応が出て、夜中に何かあったら…と思うと、やはり日本人医師が常駐していて、救急外来で24時間診てもらえるところで予防接種しておいたほうが良いかと思い、ラッフルズジャパニーズクリニックに行きました(救急外来は同じ建物のラッフルズホスピタル)。
日頃あまり病気をしない息子。予防接種以外にほとんど病院に行かないので、病院=注射=痛い、病院嫌い。
今回も、インフルエンザ予防接種に行くよと話しただけで涙目。
それでも、話して納得してから行ったのと、ラッフルズジャパニーズクリニックにちょっとしたキッズスペースにTVがあり、ドラえもんの映画が流れていたので、覚悟を決めてリラックスして臨めたようです。
インフルエンザ予防接種は、日本では皮下注射ですが、他の国では筋肉注射。痛いのを覚悟して、私が先に受けましたが、全然痛くない。息子も、想像より全然痛くなかった!と。
クラスメイトのママから、ここは注射が上手と聞いていた通り。
ほとんど痛みもなく終わったので安心していたのですが…
夜になって、息子の腕がパンパンに腫れてきて、腕を動かすのが痛いというので、お風呂はやめて、早く寝かせました。
朝方めずらしく、喉が乾いたと起きたので、額をさわると、熱い。
38.5℃の熱。
風邪をひいてたわけではないので、予防接種の副反応でしょう。
朝9時頃には36.8℃に下がって安心していたら、その後、10時くらいからまた熱が38℃台に上がり、腹痛と、嘔吐。顔色が悪く、悪寒で震える。
赤ちゃんの頃から、ミルクすら吐くことがほとんどなかった子なので、嘔吐に少々驚いてしまう情けない母…。
でも吐いたらすっきりしたようで、顔色も戻り、熱はあるけど落ち着きました。
こういうこともあるかと、金曜の放課後に予防接種に行ったので、週末はゆっくり休んで様子をみています。
副反応は、3日ほど経っても収まらなかったら病院に行ったほうが良いとか。
夫がローカルの人に予防接種の話をしたら、こちらの人は、外国に行く予定がなければ、接種しないのだそう。シンガポールではインフルエンザウイルスがあっても、この高温多湿な気候では、日本のように拡散しないのかもしれません。
日本にいたときは、幼稚園でも当たり前のように皆、2回接種をしていたので、今年も受けましたが
本当に予防接種は必要なのか?
今年の様子をみて、来年は考えようと思います。
【追記】
土曜の夕方までは熱があり、氷枕で頭を冷やしながらソファに横になっていました。午後までは何度かお腹が痛いのと気持ちが悪いのとでトイレへ駆け込むことも。
風邪で熱がある時とは違って全然眠くはならなかったようで、ずっとTVを見ていました。
夜になって熱が下がったら、身体の中での予防接種との戦いが終わったようで、すっかり元気に。
日曜はいつも通り元気になりましたが、まだ注射をした腕が少し腫れていたので、家で静かに過ごしました。
救急に駆け込むほどの事態にはならずホッとしましたが、かなり体調が悪く、副反応の怖さを知りました。日本でインフルエンザ予防接種をしていた時も、2回目の接種はいつも腕が腫れたので、心配してはいたのですが、ここまで副反応がでたのは初めてだったので驚いてしまいました。
来年はもうインフル予防接種はしないと思います。というか、医師からもやめておくように言われるかも。
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